シニア層の交流と健康の活動を推進する『健康ゲーム指導士』の講習会に参加をしました

『健康ゲームの力で、シニア層の健康寿命は延伸する』

近年、スマートフォンやパソコンを使用するデジタルに関心の強いシニア層が増加しています。

このことを受け、日本アクティビティ協会は、2018年からテレビゲームを使用した活動を国内30カ所のシニア施設で始めました。

ちなみに、ゲームと聞くと『10~20代の若い世代が遊ぶもの』という認識がありませんか?

このゲームの効果、実は脳科学的に『認知症予防に効果がある』ということが、諏訪東京理科大学で行われた実験により実証されています。

更に、これまで多くの施設で行われていたシニア活動の概念を覆す結果も出ています。

それは、「トレーニングをしているという意識を持たずに、リラックスした状態で脳によい刺激を与えられている」というもの。

例えば、これまで多くの施設で行われていた体操は「トレーニングをしている」「やらされている」という脳の状態で活動をするものが主だったよう。ですが、この健康ゲームは「自発的に動いている」「自然に笑っている」脳の状態になるようです。

つまり、テニスを趣味の人が、楽しんでテニスを行っているのに近い脳の状態で、このゲームも行われていることが分かりました。好きなことは、楽しさも倍増ですよね!

ではなぜ、健康ゲームは脳が自発的な状態になるでしょうか?

それは、健康ゲームの特徴にあるようです。諏訪大学の調査によると、4人の男女がカーレースのゲームを行ったところ、「空間認識をしてコースを考えながら、手足を動かしたり、一緒にいる人たちと会話をしたりすることで、自然と脳の普段使わない部分が活性化するので、トレーニングしている意識を持たずにリラックスした状態で脳によい刺激を与えられている。」という結果がでました。

そんな健康ゲームのお手伝いをする健康ゲーム指導士の養成講座が、創生園プレイケアセンター横浜青葉で行われました。

その講座に、あざみ野ヒルトップ訪問看護ステーションのスタッフ3名が参加をさせていただきました。

 

健康ゲーム指導士の講師をしてくださった株式会社プレイケアの代表でもあり、日本アクティビティ協会の理事である川崎陽一先生。非常に分かりやすく、そして楽しく、健康ゲームに至った経緯・健康ゲームの効果や説明などをしてくださいました。

元々はバンダイのマーケティング業務に関わっていた方の一人で、高齢者施設に出向きレクレーションを行うボランティア活動をされていたそうです。そこで、レクレーションに対する課題に気付き、それを解決に導くための本格的な活動として株式会社プレイケアが誕生しました。

講座を受けて感じたこと。ただ単にゲームをするだけでは上の方に書いていたような結果を生み出しません。一人でゲームを行ってもつまらないですよね。

時に笑ったり、楽しんで声援を送る応援者がいてこそ、ゲームをする人は楽しむことができます。その空間作りができて、初めてこのような結果が生まれる。その環境をつくるのが、今回参加をさせていただいた「健康ゲーム指導士」になります。

場を盛り上げたり、積極的に交流をする、健康ゲーム指導士の「場づくり」が健康ゲームの成功の上で非常に重要なのだなと実感しました。

何より一番こころに響いたのが、先生のシニア層の健康に対する思いです。「誰もが住み慣れた街で、いつまでも社会参加をし、健康寿命の延伸に役立つ活動ができる社会の実現を応援したい」理念がそのままに伝わってきました。

ぜひ、ヒルトップのサロンでも健康ゲームを活用させていただきます。

現在、ゲームは「和太鼓」と「カーレース」の2種類ですが、今後も増えていくようです。川崎先生、本当にありがとうございました。

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